マドンナメイトの丸木戸編集長が、
「男たちの旅路」ファンだということが、
つい最近判明しました。

NHKで76年～82年まで、
四部構成、各三話ずつ不定期に放映されていたドラマで、
（スペシャル版が一本あり）
脚本は山田太一。

「二番目に好きなTVドラマは何？」
と聞かれても思い浮かばないほど、
圧倒的に好きなドラマでした。



ある警備会社を舞台にしたこの作品は、
特攻隊の生き残りである司令補と若いガードマン達との衝突を軸に、
当時の世相を反映させながら葛藤と理解を繰り返す、
とっても人間臭いドラマです。

「俺は若い奴が嫌いだ！」
事あるごとに飛び出す、吉岡司令補の説教が一番の見所でしたが、
対立軸として描かれる若者代表の水谷豊のキャラも光っていました。
社会派ドラマの一面を持ちながら、
決して堅苦しくないところが良かったです。

評価の高かったエピソード、
「シルバーシート」や「車輪の一歩」は傑作ですが、
親子間のジェネレーションギャップを描いた「冬の樹」も好き。
「流氷」の水谷豊も良かったなぁ。

こんな骨太のドラマはもう見れないのかな？
だめだ。この作品を語り出したら止まらない。

青春ドラマは「飛び出せ! 青春」「われら青春」
をよく見ていた世代で、
この作品はほとんど見たことないんです。

ただ一度、エキストラで参加したことがあって、
それで印象に残っています。



ロケ地は拓殖大学でしたかね。
とにかく遠かったなという記憶があります。

主役の宮内淳はカットがかかると、
スタッフとは誰とも話さず、
隅っこのほうでじっと考え込んでいて、
思ったより気難しい人だなぁと感じた覚えが。
芸能界に嫌気が差してたんですかね。

校舎の中で待ちの時間に階段に座っていたら、
藤谷美和子、北村優子、久我直子が前の階段に座って、
いい匂いが漂っていました。

でもエキストラなんてするもんじゃないです。
賃金は安いし、人間扱いされないし。
レギュラーらしい男子生徒からは、
「それは俺の着る制服だ。脱げ！」
といばられるし、
ロケバスで着替えてたら、スタッフから、
「狭いから外で着替えろ！」
とか無茶苦茶言われるし。
知らんぶりして着替えてましたけどね。

ちなみに、本放送時にテレビの前に正座して待っていたら、
わずか1カット、
自分の顔は米粒ほどの大きさでしか映っていませんでしたw

子供の頃、好きでよく見てました。
東京12チャンネル、日曜の昼間だったかな？



バターと生クリームをたっぷり使った料理がメインで、
いつも大きなオーブンで高級レストラン顔負けの料理を作る。
「こんなもん、日本の一般家庭で作れるか！」
と突っ込みを入れながらも、
グラハムの軽妙な語り口が面白くて、
チャンネルを合わせていました。
やっぱり結構人気があったようで、
今頃DVDが出てるんですなぁ。

そういえば料理って、
よくクリエイティブな仕事の例えに使われることが多いっス。
いい食材を用意し、
それをどんな方法、どんな味付けで、
最高のおいしい料理に仕上げるか。
同じ食材を用意しても、作る人によっては、
全然見栄えの違う料理が出来たり、
おいしかったりまずかったりと。

たぶんクリエイティブな仕事をしてる人って、
料理好きの人が多いと思います。
妙に凝ったもん作ったりして。
最近簡単なものしか作ってないなぁ。

普段アニメは見ないんですが、
「ルパン三世」だけは、
大人になっても見続けています。
緑のスーツ着ているバージョンのやつだけですけど。
最初の放送から、もう40年近くなるんですなぁ。
すげえ。



本放送の前に
パイロットフィルムなるものが作られていたらしく、
これカッコいいっス。

低視聴率で打ち切りになったという話は、
後から聞いて知ったんだけど、
完全大人向けのアニメなんて、
今はもう作れないんだろうな。

特撮ものといえばウルトラシリーズが有名だけど、
「仮面の忍者赤影」も大好きでした。

OPがとてもカッコよくて、
特に金目教編の、
「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃～」
のナレーションにわくわくしたものでした。
今はこういう主題歌なくなっちゃったよね。



赤影を演じていた役者さんは、
数年前に亡くなっていたんですなぁ。
知らなかった。

昔東スポでエッチなコラムを書いているのを見たときは、
ちょっとびっくりしましたけどね。
映画版の「赤影」を作りたいという
夢があったようですが、
残念ながら叶えられなかったようで。

そういえば、
「悪魔くん」や「ジャイアントロボ」で主役を演じていた
子役の人もすでに亡くなっているとかで、
なんだかちょっと寂しくなりました。