悦文庫から、
「清楚な妻の裏の顔」
が絶賛発売中です。



成熟した肉体は、あの日の激しい情交を忘れられずに……。
夫には決して見せない妻の痴態に興奮し……。

大学教授の雄一郎は勃起障害を患い、
妻の亜也子を抱くこともできずに玩具でイカせる日々を過ごしていた。
熟れた肉体を持てあます妻を不憫に思う気持ちと、
新しい刺激がほしいという考えが交錯し、
やがてどす黒い感情が芽生えてゆく。
雄一郎は教え子の俊平を娘の家庭教師に迎え、
さらには亜也子にあてがうことを画策するが、
事態は思わぬ方向へと動きだし……。

いわゆる、ネトラレものです。
仲のいい作家さんと飲んでいるとき、
「寝取られ、いいですよね。
自分のかみさんが他の男としている姿を想像すると、昂奮しますよ」
ぽつりと呟きました。

うん、わかる、わかりますよぉ（渡部篤郎風）
ということで、何年も温めていたアイデアが熟し、
ひとつの作品に仕上げることができました。

精力の衰えた夫、女盛りを迎えた歳の離れた妻。
心理学のオーソリティは脳みそをフル回転させ、
倒錯的な方法で妻と教え子の不貞を覗き見します。
彼を待ち受けているのは、天国か地獄か。
主人公はもちろんのこと、
性愛にまみれていくヒロインの心理の変化を楽しんでいただけたら幸いです。