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早瀬真人の崖っぷち日記
官能小説家、早瀬真人のブログです。官能小説、近況報告、日々雑言などなど、ゆるりゆるりとアップしていきたいと思います。
永遠のロリータ
1961年製作、
キューブリック監督作品の、
「ロリータ」
同名小説の映画化なんだけど、
タイトルがロリコン(ロリータ・コンプレックス)の
由来になっていることはもはや有名ですな。

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(2008/09/10)
ジェームズ・メイソンピーター・セラーズ

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映画のほうは古い時代の製作、
名匠キューブリック監督ということで、
性的な描写はいっさいないっス。

まあテーマがテーマだけに、
映画としての完成度を考えればこれでいいと思うんだけど、
正直ちょっと物足りないなというのも確か。
女の子がかわいいので、
映像からのイメージはもちろん湧きやすいんだけどね。

「ロリコン」という言葉が定着したのは、
80年代に入ってからだったかな?
これからもロリをテーマにした作品が、
様々なジャンルにおいて世に出され続けるんだろうけど、
かなり規制が厳しくなっているので、
やっぱり難しい部分はあるのかも。

まあロリに関わらず、
倒錯的な愛情、偏愛などにはいたく興味があるので、
これからそういったテーマにも
どんどんチャレンジしていきたいと思っています。
やった。祝DVD化!
もうDVD化はないんじゃないかと、
半ばあきらめかけていた名作映画、
「シベールの日曜日」
のDVD発売が決定しました!

シベールの日曜日 HDニューマスター版 [DVD]シベールの日曜日 HDニューマスター版 [DVD]
(2010/06/26)
ハーディ・クリューガーパトリシア・ゴッジ

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ずっと画質の悪いビデオで鑑賞していたので、
ニューマスター版での発売はもう感謝感激雨あられ。

ヒロインの女の子が、もうとにかくかわいいんすよね。
その美少女っぷりには、
溜め息が出るばかりなんだけど、
ラストシーンは何回観ても目がウルウル状態。

あの感動をきれいな画質で体験できるのかと思うと、
今から発売が楽しみです。
6月26日か。
まだまだ先だな。
幼児虐待を考える
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(2009/09/26)
岩下志麻緒形拳

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邦画で一番好きな映画。
幼児虐待をテーマ
にしたこの作品を、今まで何十回見たことか。
ラストシーンを見るたびに、
涙がボロボロと溢れ出てきて止まることがない。
自分の心の琴線に訴えかけてくる、
何かがあるのだと思う。

昭和の時代に作られた映画だが、
今なお古さを感じさせないテーマが、
心を締めつける。

最近も幼児虐待の事件が相次いで報道されているけど、
それが珍しくないと思ってしまう自分がいて、
実に不幸なことだ。

この作品に出てくる親たちは非常に身勝手。
たぶん虐待する実際の親たちも同様なのだろう。
自己中のうえに精神力も弱ければ思慮も浅く、
正しい選択をする判断能力もない。
その結果、
自ら招いた厳しい現実に接したとき、
事態の収拾をはかることができず、
そのストレスが弱者である子供へと向けられるのだろう。

子供は大人のように現実逃避することはできないわけで、
その環境をあるがまま受け入れることしかできない。
弱い子供を守るのが強い大人の役目なのに、
その大人が弱い、中身が子供のままじゃお話にならんです。

虐待事件の報道を聞くたびに、
こいつらに
鉄拳制裁

をくわえてやりたい気持ちに駆られますが、
その前になんとか事件を未然に防げる、
もっと効果的な方法はないものか?
「今に見ておれで 御座居ますよ」
「八つ墓村」のモデルになった
津山三十人殺しを題材にした懐かしい映画です。
私の著書、
「極上熟女と美娘」
のモチーフにもなりました。

丑三つの村 [DVD]丑三つの村 [DVD]
(2009/02/25)
古尾谷雅人田中美佐子

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古尾谷雅人主演で、
「女教師」と監督さんも同じだったんですね。
この映画を見て、事件にかなり興味をもったのを覚えています。
結構エロシーンが多くて、
特に池波志乃に主人公が筆下ろしをされるシーンは、
当時の自分にはかなり強烈でした。

「今に見ておれで 御座居ますよ」
は、主人公が殺人を決行するとき、
高台から村を見下ろしながら言うセリフ。
本当に言ったのかどうかはわかりませんが、
やたらインパクトはありましたね。
久しぶりに、また観てみようかな。
「女教師」という、甘い響き
私の書く官能小説は学園ものが多く、
女教師がよく登場してきます。
男なら誰もが憧れる女教師
ということで、
今回紹介する作品は日活ロマンポルノ、
そのものズバリの「女教師」

女教師 [DVD]女教師 [DVD]
(2006/09/22)
永島暎子砂塚英夫

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主演永島映子、彼女をレイプする教え子が古尾谷雅人、
他に樹木希林、蟹江敬三、久米明、山田吾一、穂積隆信と
ホントにポルノ?
と思えるような役者さんが名を連ねています。

最終的に教育現場の問題点に焦点を当てていて、
隠蔽工作に躍起になる学校側の描写なんて、
今見ても古さは感じないですね。

レイプされたヒロインの苦悩と葛藤、
レイプした少年の心の内なども描かれていて、
思っていた以上にしっかりした作りだったんですが、
一応ポルノなので、
意味のないエロシーンがやたら入ってきて、
全体的にやはり中途半端さは否めません。

最後のほうは、
「エロシーン、もういらねえよ!」
と怒っていました。

でも官能作家にとっては、
こういう作品のほうがひらめきを与えてくれるもので、
それなりに収穫はありました。

ちなみに私の場合、小学校から高校まで、
たくさんの女教師と出逢いましたが、
甘い妄想を抱かせてくれるような人は
一人もいませんでした。
・・・非常に残念です。
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