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早瀬真人の崖っぷち日記
官能小説家、早瀬真人のブログです。官能小説、近況報告、日々雑言などなど、ゆるりゆるりとアップしていきたいと思います。
官能作家への道-4
当然のことですが、
官能小説はエロシーンだけ読んでいても、
まったく面白くありません。
状況設定があってこそエロシーンが映えるわけで、
状況設定があれば、
必然的にストーリーの組み立ても必要になってきます。

官能小説を書き始めるにあたって、
ストーリーとエロシーンはどの程度の割合にすべきなのか?
当時家の本棚にあった5冊の官能小説を調べてみました。
結果、4冊が、

ストーリー:エロシーン=2:8

1冊だけが、

ストーリー:エロシーン=4:6

でした。

前者の官能小説は前半はいいんですが、
後半のエロには正直満腹状態。
後者の官能小説はストーリーはいいんですが、
エロが少々物足りなかったと記憶しています。

ストーリーに力を入れれば、エロが弱くなる。
エロに力を入れれば、ストーリーがおざなりになる。
まさにアチラを立てれば、コチラが立たず。

結局ストーリーとエロシーンの黄金比率は、

3:7

あたりがちょうどいいのではないか?
という結論を導きだしたのですが、
実際にはそういう意識を持っているというだけで、
書きあげた作品の比率をわざわざ確認したりはしていません。

エロシーン満載!
ストーリーも面白い!
難しいことですが、
これに越したことはありませんよね。
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